“くしひき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
櫛引50.0%
櫛挽50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その次にやつたのは櫛引くしひきでありました。うすいのこぎりをひいて、櫛の歯を一枚一枚をつくつていくのです。おお、これはたくさんの男や女のためになる仕事でした。
鳥右ヱ門諸国をめぐる (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
種々雑多の職人、例えば筆結ふでゆい墨師すみし弓矢師ゆみやし絃師つるし襖師ふすまし表具師ひょうぐし土器師かわらけし焼物師やきものし笠縫かさぬい簑作みのつくり石切屋いしきりや左官さかん櫛挽くしひき蝋燭屋ろうそくやなども、みな穢多の支配の下におったものだと言っております。