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くくりばかま
ふりがな文庫
“くくりばかま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
刳袴
50.0%
括袴
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刳袴
(逆引き)
刳袴
(
くくりばかま
)
に一刀を帯び、織人
烏帽子
(
えぼし
)
を額へ載せ、黒の頭巾で顔を包んだ、異形の風采ではあったけれど、これこの時代の庭師なのであった。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
年の頃は、十四五歳、
刳袴
(
くくりばかま
)
に袖無を着、手に永々と糸を付けた
幾個
(
いくつ
)
かの風船を持っている。狡猾らしい顔付である。だが動作は敏捷である。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
刳袴
(
くくりばかま
)
に
袖無
(
そでなし
)
を着、
鬱金
(
うこん
)
の頭巾を冠っている。他でもない
猿若
(
さるわか
)
である。悪人には悪人の
交際
(
まじわり
)
があり、人買の一味と香具師の一味とは、
以前
(
まえ
)
から交際を結んでいた。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くくりばかま(刳袴)の例文をもっと
(1作品)
見る
括袴
(逆引き)
茸は
立衆
(
たてしゅう
)
、いずれも、見徳、
嘯吹
(
うそのふき
)
、
上髭
(
うわひげ
)
、思い思いの面を
被
(
かぶ
)
り、
括袴
(
くくりばかま
)
、
脚絆
(
きゃはん
)
、腰帯、
水衣
(
みずぎぬ
)
に包まれ、揃って、笠を被る。塗笠、
檜笠
(
ひのきがさ
)
、竹子笠、
菅
(
すげ
)
の笠。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
くくりばかま(括袴)の例文をもっと
(1作品)
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