“ぎんかんざし”の漢字の書き方と例文
語句割合
銀簪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シャンデリアの光に髪に差してある、銀簪ぎんかんざしのピラピラが、燐火を燃やしているように見えた。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
つぶしに大きな平打ひらうち銀簪ぎんかんざし八丈はちじょう半纏はんてん紺足袋こんたびをはき、霜やけにて少し頬の赤くなりし円顔まるがお鼻高からず、襟白粉えりおしろい唐縮緬とうちりめん半襟はんえりの汚れた塩梅あんばい、知らざるものは矢場女やばおんなとも思ふべけれど
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
銀簪ぎんかんざし
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)