“ぎんいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銀色97.4%
銀水2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空は銀色ぎんいろの光をし、あまり、もずがやかましいので、ひばりもしかたなく、その空へのぼって、少しばかり調子ちょうしはずれの歌をうたいました。
めくらぶどうと虹 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
銀色ぎんいろ薔薇ばらの花、人間の夢の香爐にも譬ふべき薔薇ばらの花、吾等われらの心臟を取つて煙にしてお了ひ、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
ね、水の底に赤いひとでがいますよ。銀水ぎんいろのなまこがいますよ。ゆっくりゆっくり、ってますねえ、それからあのユラユラ青びかりのとげ
シグナルとシグナレス (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)