“ぎぼうし”の漢字の書き方と例文
語句割合
擬宝珠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も見るかげがなくはげて、抜けかかった屋根がわらの上に擬宝珠ぎぼうしの金がさみしそうに光っていた。
日光小品 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
たちまち境内のお寺は残らずからッぽとなり、金属かねけのものは勾欄こうらんの金具や、擬宝珠ぎぼうしの頭などを奪って行くという騒ぎで、実に散々なていたらく……暫くこの騒ぎのまま、日は暮れ、夜に入り
「両国ですよ、間違いはありません。擬宝珠ぎぼうしの形で解りまさア」