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ぎっしゃ
ふりがな文庫
“ぎっしゃ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
牛車
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛車
(逆引き)
公卿
(
くげ
)
が衣冠をつけて
牛車
(
ぎっしゃ
)
で
参内
(
さんだい
)
するというのは、京の俳趣を現して居るが、大名が鳥毛の槍をふらせて
駕籠
(
かご
)
で登城するというのは、江戸の俳趣を現して居るのです。
俳句上の京と江戸
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
自動車の使用が盛になってから、今日では旧式の
棺桶
(
かんおけ
)
もなく、またこれを運ぶ
駕籠
(
かご
)
もなくなった。そして絵巻物に見る
牛車
(
ぎっしゃ
)
と祭礼の
神輿
(
みこし
)
とに似ている新形の
柩車
(
きゅうしゃ
)
になった。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
選ばれた日のその翌朝、香取は宮殿から送られた
牛車
(
ぎっしゃ
)
に乗って登殿した。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
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