“きゝとゞけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
聞屆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重役方へ願ひしがはや評議ひやうぎ一決の由にて聞屆きゝとゞけられず由々敷ゆゝしき御大事ゆゑ君への御奉公再吟味の儀御許おんゆるし下され候樣に直願ぢきぐわんつかまつり度何卒此段御取次下されたしと思ひ込で申ける高木伊勢守も打聞うちきいいたく驚きしが先刻せんこくの口上もあれば迷惑めいわくに思はれたり其故は越前守の願ひ言上に及べば御發明の將軍家しやうぐんけ御許おんゆるしあるべしすれば伊豆守殿には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)