“きんめっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金鍍金80.0%
金鍍20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と見れば軍艦羅紗ラシャの洋服を着て、金鍍金きんめっき徽章きしょうを附けた大黒帽子を仰向けざまにかぶった、年の頃十四歳ばかりの、栗虫のようにふとった少年で、同遊つれと見える同じ服装でたちの少年を顧みて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
銅の台に巧みな金鍍金きんめっきをほどこした細工物で、素人しろうと目には真物ほんものの小判と鑑別がつかなかったばかりでなく、贋造がんぞう貨幣犯人の一番むずかしい使用法が巧妙で、江戸中の恐怖になりながらも
いわゆる金鍍きんめっきの屋根でシナの二重の御殿屋根風に似て居るです。もちろんその装飾、堂の大小及び塔の飾り(金飾りあるいは銀飾り)もラマの階級によって違いがあります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)