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きんぺいろう
ふりがな文庫
“きんぺいろう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
金瓶楼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金瓶楼
(逆引き)
昔
(
むかし
)
は
金瓶楼
(
きんぺいろう
)
の
小太夫
(
こだいふ
)
と
云
(
い
)
はれた
蘿月
(
らげつ
)
の恋女房は、
綿衣
(
ぬのこ
)
の
襟元
(
えりもと
)
に
手拭
(
てぬぐひ
)
をかけ
白粉焼
(
おしろいや
)
けのした
皺
(
しわ
)
の多い顔に一ぱいの
日
(
ひ
)
を受けて
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
その頃吉原には、
金瓶楼
(
きんぺいろう
)
今紫
(
いまむらさき
)
が名高い一人であった。彼女は
昔時
(
いにしえ
)
の
太夫職
(
たゆうしょく
)
の誇りをとどめた才色兼美の女で、廃藩置県のころの諸侯を呼びよせたものである。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
お芳のいるのは土地の大きな
妓楼
(
ぎろう
)
で、
金瓶楼
(
きんぺいろう
)
という名を、道太はここへ来てから、たびたび耳にしていた。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
きんぺいろう(金瓶楼)の例文をもっと
(3作品)
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