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きりび
ふりがな文庫
“きりび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
切火
75.0%
燧火
12.5%
鑽火
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切火
(逆引き)
この
裏家
(
うち
)
から
高褄
(
たかづま
)
をとって、
切火
(
きりび
)
をかけられて出てゆく芸妓姿はうけとれなかったが、毎日
細二子
(
ほそふたこ
)
位な木綿ものを着て、
以前
(
もと
)
の抱えられた
芸妓屋
(
うち
)
へゆき
旧聞日本橋:13 お墓のすげかえ
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
きりび(切火)の例文をもっと
(6作品)
見る
燧火
(逆引き)
すると松島は近所で聞こえる
燧火
(
きりび
)
の音に神経が
苛立
(
いらだ
)
ち、とんとんと段梯子をおりて来て
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
きりび(燧火)の例文をもっと
(1作品)
見る
鑽火
(逆引き)
ピシッと
鑽火
(
きりび
)
を打つように火花が散って、光子の手から蝋燐寸が燃え上ると、やがて部屋の中程にある燭台に火が移された。
少年
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
きりび(鑽火)の例文をもっと
(1作品)
見る
“きりび”の意味
《名詞》
硬い木と木の棒を擦りあわせて起す火。
火打石と火打かねを打ち合わせて起す火。また、そのようにした清めのための火。
(出典:Wiktionary)
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