“きりかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
切方66.7%
切形33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほど火屋ほやが薄黒くくすぶっていた。丸心まるじん切方きりかたたいらに行かないところを、むやみにを高くすると、こんな変調を来すのがこの洋燈の特徴であった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もち切方きりかた 春 第十九 人の噂
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
三州味噌の香気にほひがどうだ、塩加減がどうだ、此の沢庵漬たくあん切形きりかたは見られぬ、此の塩からを此様こんな皿に入れる頓馬はない、此間このあひだ買つた清水焼はどうした、又こわしたのぢやないか
一月一日 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)