“きょうめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嬌名66.7%
共鳴22.2%
侠名11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お梶は、もう四十に近かったが、宮川町の歌妓うたいめとして、若い頃に嬌名きょうめいうたわれた面影が、そっくりと白い細面の顔に、ありありと残っている。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
その長官たる私が、昭和十年の始め頃からある種の新聞で乱臣賊子らんしんぞくしと大がかりに罵倒ばとうされた。在郷軍人会も大挙してこれに共鳴きょうめいした。そして四方八方から、目を光らせて私をながめるようになった。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
臆病馬吉の侠名きょうめいが、江戸中に響いたのはその後のことです。