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きょうでえぶん
ふりがな文庫
“きょうでえぶん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兄弟分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄弟分
(逆引き)
こうやって自分の手にかけたお座敷で、
兄弟分
(
きょうでえぶん
)
がこしれえたお庭を眺めながら、旦那様のお
相伴
(
しょうばん
)
をして
一杯
(
いっぺえ
)
頂戴出来るなんて職人
冥利
(
みょうり
)
の行止まりでげしょう。
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
甚「色の
白
(
しれ
)
え
好男
(
いゝおとこ
)
だね、女が惚れるたちだね、酒が
無
(
ね
)
えから
兄弟分
(
きょうでえぶん
)
の固めには、
先刻
(
さっき
)
一燻
(
ひとくべ
)
したばかりだから、
微温
(
ぬるま
)
になって居るが、此の番茶を替りに、己が先へ飲むから是を半分飲みな」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「馬鹿だなあ。親分もあり
兄弟分
(
きょうでえぶん
)
もあるじゃねえか」
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
村の者じゃア話しが合わねえから新吉と私は
兄弟分
(
きょうでえぶん
)
になり、兄弟分の
誼
(
よしみ
)
で、
互
(
たげえ
)
に銭がねえといやア、ソレ持ってけというように腹の中をサックリ割った間柄、新吉の事を悪くいう奴が有ると
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
甚「おい
兄弟分
(
きょうでえぶん
)
だよ、いゝかえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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