“きょうこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鞏固86.5%
京子7.7%
侠虎1.9%
喬子1.9%
強固1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その生活様式の中で、一番必然であり鞏固きょうこでありかつ深いものは協団である。再び宗教にこれを例えるのが、一番明瞭であろう。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それに、いつも日本髪にって、地味な着物ばかり着ていた京子きょうこが、あんな女給みたいな派手ななりをして、断髪になっていようとは、まるで想像もしなかったからね。
今や竜虎りゅうこの闘いである。悪竜あくりゅうが勝つか、それとも侠虎きょうこが勝つか。生憎あいにくと場所は敵の密室中である。部屋の入口には鍵が懸っていた。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いつも通り、いろんなことに気を配って下さるお兄様だけれど、喬子きょうこ、今度の御手紙だけはよく判んない。佐治さんは、喬子が接近したのでもないし、接近させたんでもないの。
偽悪病患者 (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
強固きょうこな主義を実行して居るに拘わらず、この辺の仏教徒に対してはごく寛大な主義をとって、彼らをして充分に仏教を信ぜしむるのみならず
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)