“きもい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肝煎70.8%
胆煎20.8%
肝入8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御隠居と意見の合わないところから、越前えちぜん公の肝煎きもいりで、当時一橋家ひとつばしけいでいる人である。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「そんなこと、いうもんじゃないわ。今夜は、その友田さんの肝煎きもいりで、江崎満吉と、仲直りの式をしとるのに……」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
ちょうど村では金兵衛の胆煎きもいりで、前の年の十月あたりに新築の舞台普請をほぼ終わっていた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
こう云われて、彼も早速其の気になり、旦那の胆煎きもいりで到頭柳橋の太鼓持ちに弟子入りをしました。三平さんぺいと云う名は、其の時師匠から貰ったのです。
幇間 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
平塚ひらつからいてう、荒木郁子あらきいくこという人たちが専ら肝入きもいやくをつとめていた。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
老爺ぢいかたはらから、肝入きもいれして、さい盤石ばんげさせた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)