“ききこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聞込85.7%
聴込14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近来飛騨に銀山がひらかれて、坑夫を募集しているという噂を聞込ききこんだので、彼は同じ仲間の熊吉くまきちと云う老坑夫をさそって、殆ど三十年ぶり故郷ふるさとの土を踏んだのである。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
図に乗気味のりぎみに、田の縁へ、ぐっとしゃがんで聞込ききこむ気で、いきなり腰を落しかけると、うしろ斜めに肩を並べてひさしの端を借りていた運転手の帽子を傘でたたいて驚いたのである。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ガラッ八は得意の聴込ききこみを説明してくれました。