“きうもん”の漢字の書き方と例文
語句割合
糺問100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忽ち糺問きうもんは始まりぬ。職業は何ぞ、資産ありや否や、親戚ありや否やなどいふことなりき。我はしづかに答へき。わが帶び來たるところのものをば、最早君等に傾け贈りぬ。
糺問きうもんせつなる。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
初め海間がばれた時、裁判官は備前の志士の事を糺問きうもんしたが、海間は言を左右に託して、嫌疑の上田等の上に及ぶことを避けた。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)