“かめや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
亀屋80.0%
亀家10.0%
龜屋10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何どういう訳か邪魔いりて間もなくそなたは珠運しゅうんとか云うつまらぬ男に、身を救われたる義理づくやら亀屋かめやの亭主の圧制やら、急に婚礼するというに
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
(「鶴家つるやあんぽん」というのがこの「亀家かめやぽんたん」の相棒であったが、「あんぽん」はここへは姿を見せたことがない。)
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
ところで、私は、素人漫才屋が「惚太郎」でオダをあげるという朝野の言葉で、亀家かめやぽんたんのことを頭に浮べた。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
送りたり然るに小兵衞は尾張町の呉服だな龜屋かめやの番頭仁兵衞といふ者に取入とりいり呉服物を二三百兩づつ預りて商賣しやうばいしける所に此仁兵衞頓死とんしして一向勘定合かんぢやうあひの分らざるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)