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かながきろぶん
ふりがな文庫
“かながきろぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仮名垣魯文
91.7%
假名垣魯文
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮名垣魯文
(逆引き)
一方には当時
諷刺
(
ふうし
)
と
諧謔
(
かいぎゃく
)
とで聞こえた
仮名垣魯文
(
かながきろぶん
)
のような作者があって、すこぶるトボケた調子で、この世相をたくみな戯文に描き出して見せていた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
単に歴史をありのままに見せるに過ぎないという、一種の
冷罵
(
れいば
)
を意味している名称で、絵入新聞に
仮名垣魯文
(
かながきろぶん
)
がこう書いたのが
嚆矢
(
こうし
)
であるとか伝えられている。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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(11作品)
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假名垣魯文
(逆引き)
わたくしは前に壽阿彌の
托鉢
(
たくはつ
)
の事を書いた。そこには一たび
假名垣魯文
(
かながきろぶん
)
のタンペラマンを經由して寫された壽阿彌の
滑稽
(
こつけい
)
の一面のみが現れてゐた。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
壽阿彌が托鉢に出て、焉馬の門に立つた時の事は、
假名垣魯文
(
かながきろぶん
)
が書いて、明治二十三年一月二十二日の歌舞伎新報に出した。わたくしの
手許
(
てもと
)
には鈴木
春浦
(
しゆんぽ
)
さんの寫してくれたものがある。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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