“假名垣魯文”の読み方と例文
新字:仮名垣魯文
読み方割合
かながきろぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは前に壽阿彌の托鉢たくはつの事を書いた。そこには一たび假名垣魯文かながきろぶんのタンペラマンを經由して寫された壽阿彌の滑稽こつけいの一面のみが現れてゐた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
壽阿彌が托鉢に出て、焉馬の門に立つた時の事は、假名垣魯文かながきろぶんが書いて、明治二十三年一月二十二日の歌舞伎新報に出した。わたくしの手許てもとには鈴木春浦しゆんぽさんの寫してくれたものがある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)