“かたりぐさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
語草69.2%
話柄15.4%
語種7.7%
語艸7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「左馬介どのか。今ほどはまことにお見事であった。よい語草かたりぐさをおのこしなされたぞ。はや最期のお支度と察しるが、此方に物申したいとはいかなる儀か」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
露たがはざりしぞおそろしくあやしき話柄かたりぐさなりけり。
されどわが語種かたりぐさなるこの旗が、これに屬する世の王國の全體すべてに亘りて、さきに爲したりし事も後に爲すべかりし事も 八二—八四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
只圓翁の「山姥」と「景清」が絶品であった事は今でも故老の語艸かたりぐさに残っている。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)