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かたなかじ
ふりがな文庫
“かたなかじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
刀鍛冶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刀鍛冶
(逆引き)
御存じの方は、武生と言えば、ああ、水のきれいな処かと言われます——この水が鐘を鍛えるのに適するそうで、
釜
(
かま
)
、
鍋
(
なべ
)
、庖丁、一切の名産——その昔は、聞えた
刀鍛冶
(
かたなかじ
)
も住みました。
雪霊記事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
土蔵破
(
むすめやぶ
)
りで江戸中を騒がし長い草鞋を穿いていた
卍
(
まんじ
)
の富五郎という
荒事
(
あらごと
)
の
稼人
(
かせぎて
)
、相州鎌倉は
扇
(
おうぎ
)
が
谷
(
やつ
)
在
(
ざい
)
の
刀鍛冶
(
かたなかじ
)
不動坊祐貞
(
ふどうぼうすけさだ
)
方
(
かた
)
へ押し入って召捕られ、伝馬町へ差立てということになったのが
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
大昔は、
刀鍛冶
(
かたなかじ
)
たちが、行先を知らせず、ひとりで山の中へはいりこみ、一ヶ月も二ヶ月も家へかえらないことがあった。それは刀鍛冶が、この水鉛の鉱石を探すために山の中へ深くはいりこむのだ。
時計屋敷の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
かたなかじ(刀鍛冶)の例文をもっと
(11作品)
見る
“かたなかじ”の意味
《名詞》
かたなかじ【刀鍛冶】
日本刀を作る刀匠。
語義1のうち、鉄を製品に加工する段階の職人。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かたなかぢ