“かおぶれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
顔触66.7%
面振8.3%
面触8.3%
顔振8.3%
顔揃8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手頃の乾児を二三人連れて行くとしたら、一体誰を連れて行こう。そう思うと、彼の心の裡では、直ぐその顔触(かおぶれ)が定(きま)った。平生の忠次だったら
入れ札 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
この朝野の名流というのが、いつも大抵きまった面振(かおぶれ)なのであります。何か事があるとゾロ、ゾロ、ゾロと出て来て、ズラリと面(おもて)を並べて設けの席に着きます。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この劇場で偶然余は新派大合同劇を見た、芸題は「金色夜叉(こんじきやしゃ)」で登場俳優は今云ったような面触(かおぶれ)に中野信近などいったようなのも入ってその頃のオール新派と云ってもよろしい
生前身後の事 (新字新仮名) / 中里介山(著)
年の暮に弟の友達と自分の知人(しりびと)を新年の歌留多会へ招待することを姉弟して相談した上で客の顔振(かおぶれ)も確定したのだけ記してあったが、僕は善太郎の学友の名を暗記しておいた、彼女(かれ)は義父の圧迫や
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
それらの人達が岸本の食堂で落合う顔揃(かおぶれ)であった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)