“かうみやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
高名100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その勝利の宴を賜つた夜のことと思召おぼしめされい。当時国々の形儀かたぎとあつて、その夜も高名かうみやうな琵琶法師が、大燭台の火の下に節面白うげんを調じて、今昔いまむかしの合戦のありさまを、手にとる如く物語つた。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
あるじもんつきの羽織はおりよめにとりいださせて、うたのろくとて福一にとらせければ、ひざにのせてなでさぐり、あやまちの高名かうみやうしつとてゑみはうけてよろこびつゝ、めでたく歳越としこしにきそはじめせんとて