“おんみょうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
陰陽師100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菅丞相の怨霊がしば/\枕頭ちんとうに現れて呪いの言葉を洩らすので、陰陽師おんみょうじや医師を招いて、さま/″\の祈祷、療治、灸治きゅうじ等をして見るけれども一向にき目がなく
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
一説にこれは算所で、さんを置く陰陽師おんみょうじの部落であろうとの説もありますが、私はそれを信じません。
日本全国六十余州に散在している陰陽師おんみょうじつかさ中御門中納言なかみかどちゅうなごんの一族の姫、故あって民間に育ちたれば、その名もいやしく山尾とは云えど、性来うまれながらの義侠止められず、女ばかりの党を作り
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)