“おんたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御嶽68.3%
御岳24.4%
御丈7.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりかえるごとに、山々が数をます。並んでいるのが穂高の三峰、かなたが御嶽おんたけ。雪は次第次第に深くなった。もう人の足跡はない。
雪の武石峠 (新字新仮名) / 別所梅之助(著)
御岳おんたけ産まれの浜路という娘、恋人があるのでございます。山影宗三郎と申しまして、我々にとっては敵方の、水戸の藩士にございます。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「板橋の東景庵とうけいあんの薬師如来像が盗まれた。これは運慶作の御丈おんたけ四尺五寸という大した仏像だ。厨子ずしは金銀をちりばめ、仏体には、ぎょくがはめ込んである。十一年前の春盗まれて、未だに行方が知れない」