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おんかぶと
ふりがな文庫
“おんかぶと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御兜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御兜
(逆引き)
図書 存じも寄らぬ
御
(
おん
)
たまもの、姫君に向い、御辞退はかえって失礼。余り尊い、
天晴
(
あっぱれ
)
な
御兜
(
おんかぶと
)
。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けれども、やがて、上の姉さんが
諏訪法性
(
すわほっしょう
)
の
御兜
(
おんかぶと
)
の如くうやうやしく家宝のモオニングを捧げ持って私たちの控室にはいって来た時には、大隅君の表現もまんざらでなかった。
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
それは
閏
(
うるう
)
二月の一日であったが、この日宮家には蔵王堂の
御座
(
ぎょざ
)
に、赤地の錦の
鎧直垂
(
よろいひたたれ
)
に、
巳
(
み
)
の
剋
(
こく
)
ばかりの
緋縅
(
ひおどし
)
の鎧——あさひの
御鎧
(
おんよろい
)
をお召しになり、
竜頭
(
たつがしら
)
の
御兜
(
おんかぶと
)
をいただかれ
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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