トップ
>
おもひこら
ふりがな文庫
“おもひこら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
思凝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思凝
(逆引き)
襖
(
ふすま
)
の
僅
(
わづか
)
に
啓
(
あ
)
きたる
隙
(
ひま
)
より
差覗
(
さしのぞ
)
けば、宮は火燵に
倚
(
よ
)
りて
硝子
(
ガラス
)
障子を
眺
(
なが
)
めては
俯目
(
ふしめ
)
になり、又胸痛きやうに仰ぎては
太息吐
(
ためいきつ
)
きて、
忽
(
たちま
)
ち物の音を聞澄すが如く、美き目を
瞠
(
みは
)
るは、何をか
思凝
(
おもひこら
)
すなるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
思凝
(
おもひこら
)
せるやうに母は或方を見据ゑつつ、
言
(
ことば
)
は無くて
頷
(
うなづ
)
きゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おもひこら(思凝)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
おもいつ
おもいづめ