“おおざけのみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大酒飲50.0%
大酒呑25.0%
大酒家25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縁談が破談となってしまった、孝助が相川の男部屋へ行ってあの相助はいけない奴で、大酒飲おおざけのみで、酒を飲むと前後を失ない、主人の見さかいもなく頭をぶち、女郎は買い、博奕ばくちは打ち
九四 この菊蔵、柏崎なる姉の家に用ありて行き、振舞ふるまわれたる残りのもちふところに入れて、愛宕山のふもとの林を過ぎしに、象坪ぞうつぼの藤七という大酒呑おおざけのみにて彼と仲善なかよしの友に行き逢えり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ところがそのうちには何か餞別せんべつをしたいということでいろいろ尋ねがありましたから私は、まあ大酒家おおざけのみには酒を飲まぬことを餞別にしてくれ
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)