“えんたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
艶体40.0%
延滞20.0%
怨懟20.0%
援隊20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の如き艶体えんたいの詩をしょうし得るなり。またかつて中国に遊び給ひける時姑蘇こそ城外を過ぎてに贈り給ひし作多きがなか
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
保険料の延滞えんたいについて色々お聞きし、期間のきれた私の保険を復活して貰うように手続を頼み、何気なしに、トラックのことを話したのです、赤瀬さんはお留守でしたが
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
今この陬邑すうゆうに在って予を見るものは、必ずや怨懟えんたい不平の音の我口から出ぬを知るであろう。
鴎外漁史とは誰ぞ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
月輪の援隊えんたい、三十一人が三人に減ったその残剣一同、首領月輪軍之助、各務房之丞、山東平七郎……これが左膳とともに駕籠を駆って来ていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)