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えろうそく
ふりがな文庫
“えろうそく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
絵蝋燭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絵蝋燭
(逆引き)
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の
絵蝋燭
(
えろうそく
)
は一つ一つふき消されて、かなたこなたから
狩
(
か
)
りだされた四、五十人の
浪人
(
ろうにん
)
が、いずれも
覆面黒装束
(
ふくめんくろしょうぞく
)
になって、
荒廃
(
こうはい
)
した
石壁
(
いしかべ
)
の
会堂
(
かいどう
)
へあつまってくる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四
方
(
ほう
)
に大きな
絵蝋燭
(
えろうそく
)
をたて、
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
は、中央に
毛皮
(
けがわ
)
のしとねをしき、大あぐらをかいて、
美酒
(
びしゅ
)
をついだ
琥珀
(
こはく
)
のさかずきをあげながら、いかにも
傲慢
(
ごうまん
)
らしい
口調
(
くちょう
)
でいった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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