“うたがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歌川60.0%
宇多川20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳川の末期、歌川うたがわ派の豊国とよくにが一世の人気を集めてから、この自由と魅力の芸術——浮世絵の勃興は眼を驚かしました。
今朝『宇多川うたがわ』に着いたばかりの常陸ひたちの地廻り新酒、霜腹しもばらよけに一杯やって元気をつけてください。……こうしておいて、またいつか智慧を借りようという欲得づく
顎十郎捕物帳:20 金鳳釵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
御常は昔からふとじしの女であった。今見る御常も依然として肥っていた。どっちかというと、昔よりも今の方がかえって肥っていはしまいかとうたがわれる位であった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)