トップ
>
いんうつ
ふりがな文庫
“いんうつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
陰鬱
85.1%
陰欝
14.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陰鬱
(逆引き)
敬太郎は婦人の着る着物の色や
縞柄
(
しまがら
)
について、何をいう権利も
有
(
も
)
たない男だが、若い女ならこの
陰鬱
(
いんうつ
)
な
師走
(
しわす
)
の空気を
跳
(
は
)
ね返すように
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
陰鬱
(
いんうつ
)
な事件です、人心が
溷濁
(
こんだく
)
し、血で『一掃する』という文句が到るところに引用され、全生活が
安逸
(
コムフォート
)
を旨とする現代のでき事です。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
いんうつ(陰鬱)の例文をもっと
(50作品+)
見る
陰欝
(逆引き)
そこが此のうちの一番奥に当る部屋だが、そこを天願氏がゆびさして
陰欝
(
いんうつ
)
な顔をした。私は思わずその方向をふり返った。
風宴
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
そして眼つきがおそろしく
据
(
すわ
)
ったようになって、そうなくてさえ、平常から
陰欝
(
いんうつ
)
になりがちの顔が、一層恐い顔になった。
狂乱
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
いんうつ(陰欝)の例文をもっと
(22作品)
見る
検索の候補
じめじめ
ゐんうつ
メランコリイ