“いわみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石見94.6%
岩美2.7%
岩見2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
イロヌカ 米の砕けを石見いわみ邑智おうち郡の一部でイロヌカというのはユリヌカであった。またユリヌカといっている土地もこの地方には多い。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
また『因幡志』にも今の岩美いわみ三戸古みとこ村大字古郡家ここおげを郡家の義なりとし大郡には二所以上の郡家があったものだと説いている。大いに怪しい説である。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
岩見いわみ武勇伝に出て来る鎮守ちんじゅの神——その正体は狒々ひひである——の生贄いけにえとして、白羽しらはの矢を立てられはせぬかと、戦々兢々きょうきょうたる娘、及び娘を持てる親たちのような恐れと、哀れとを
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)