“いわしみず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石清水93.3%
岩清水6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あれは建武元年の秋、紅葉のさかり頃。石清水いわしみず行幸みゆきにしたがい、われらも、また足利殿も、供奉ぐぶいたしたことがあった」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
奏楽者も石清水いわしみず賀茂かもの臨時祭に使われる専門家がより整えられたのであるが、ほかから二人加えられたのは近衛府このえふの中で音楽の上手じょうずとして有名になっている人であった。
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)
もう墨をかしたような湯なのだが手にすくい上げて見ると、空の余映を受けて岩清水いわしみずのように明るいのである。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)