“いなわしろこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
猪苗代湖66.7%
猪代湖33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして猪苗代湖いなわしろこの水力で起こした電圧幾万幾千ボルトの三相交流が川の高い空をまたいでいるのに驚かされた。
写生紀行 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
この会津地方には一般怪談の如きはとぼしくない、ことに前年すなわち明治廿一にじゅういち年七月十五日には、かの磐梯山が噴火して、めに、そのすぐ下に横たわる猪苗代湖いなわしろこに注ぐ、長瀬川ながせがわの上流を
雪の透く袖 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
中ニ妻孥さいどたずさゆル者アリ。コレヨリ先朝廷高崎藩ニ命ジテ仮ニ石巻いしのまきヲ鎮セシム。今ソノ帰ルヤ、乃チ知ル知事山中氏任ニのぞミ交代既ニおわリシヲ。高嶺ヲ左方ニ望ム。コレヲこゆレバすなわち猪代湖いなわしろこナリ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)