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莅
ふりがな文庫
“莅”の読み方と例文
読み方
割合
のぞ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のぞ
(逆引き)
それでいながら、俺にはまだ死ぬ覚悟がつかない——この
期
(
ご
)
に及んで、この
土壇場
(
どたんば
)
に
莅
(
のぞ
)
んで! 俺はいったいどうしたらいいのだ?
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
かくの如くにして選挙されたる議員の帝国議会に於ける態度は実に立派なもので、これに対しては当局者も充分なる敬意を払って
莅
(
のぞ
)
んだ。
選挙人に与う
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
毅堂は妻子を名古屋の家に留めて置いたので、任所に赴くに
莅
(
のぞ
)
んで
縫紉
(
ほうじん
)
の労を取らしむるがためにしげ次を雇入れたのである。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
莅(のぞ)の例文をもっと
(3作品)
見る
莅
漢検1級
部首:⾋
10画
“莅”を含む語句
莅戸善政
莅職
“莅”のふりがなが多い著者
森田草平
大隈重信
永井荷風