“いつくしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厳島85.2%
厳嶋7.4%
嚴島7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厳島いつくしま合戦は、毛利元就が主君の為めに、陶晴賢をちゅうした事になっているが、秀吉の山崎合戦のように大義名分的なものではないのである。
厳島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
三人の画家に下絵を画かせた日本三景の三枚襲ねで、一番上は黒地に厳嶋いつくしま、二枚目は紅地に松嶋、三枚目は白地にあま橋立はしだてが描いてあるのであった。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
お供で行つた鳶頭かしらにおだてられて、草鞋わらぢをはいたついでに、路用もふんだんにあることだし、親の骨を高野山に納めたら、讃岐さぬき金毘羅こんぴら樣に廻つて、嚴島いつくしまにお詣りして、京、大阪を見物して