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いちびと
ふりがな文庫
“いちびと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
市人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市人
(逆引き)
餌差
(
えざし
)
は無論高尚な職業ではありませんが、そう穢多の様にも賤まれません。
主鷹司
(
たかづかさ
)
の餌取は昔は随分威張って、我儘をして、
市人
(
いちびと
)
を困らせた事がありました。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
その後美濃狐は、小川の市に来なくなったので、
市人
(
いちびと
)
達は
皆
(
みな
)
欣
(
よろこ
)
び合って、平かな交易がつづいた。
大力物語
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
父は米次郎といった人で、維新前までは、霊岸島に店を構えて、諸大名がたのお金
御用達
(
ごようたし
)
を勤めていた。
市人
(
いちびと
)
でも、
苗字
(
みょうじ
)
帯刀を許されていたほどの家がらだったそうである。
花を持てる女
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
いちびと(市人)の例文をもっと
(19作品)
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