“いぞん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
異存78.3%
依存13.0%
違存4.3%
遺存4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹童(ちくどう)はむろんそれに異存(いぞん)もなし、蛾次郎(がじろう)も一言(ごん)の不平なく、きっとその約束を守りますといって宮内(くない)にちかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もたれつという「相対依存(いぞん)」の関係も、万物は移り変わるという「万物流転」の原理も、ことごとくみなこの「因縁」という母胎から生まれてくる真理であることは、すでに述べたとおりです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
これには津田も大した違存(いぞん)はなかった。たとい今度の事件のためでなくとも、絶交を希望しない以上、何らかの形式のもとに、両家の交際は復活されべき運命をもっていたからである。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
木にもせよ、竹にもせよ、草(くさ)にもせよ、植物質の原料(げんれう)にて作りたるものは腐敗(ふはい)し易き事勿論(もちろん)なれば、其今日に遺存(いぞん)せざるの故を以て曾て存在(そんざい)せざりし證とは爲すべからず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)