“いそら”の漢字の書き方と例文
カタカナ:イソラ
語句割合
磯良100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるじの女、屏風すこし引きあけて、めづらしくもあひ見奉るものかな。一三九つらきむくいの程しらせまゐらせんといふに、驚きて見れば、古郷ふるさとに残せし磯良いそらなり。
香央かさだ女子むすめ磯良いそら、かしこにきてより、つとき、おそく臥して、常に舅姑おやおやかたへを去らず、五〇をつとさがをはかりて、心を尽して仕へければ、井沢夫婦は五一孝節をでたしとてよろこびにへねば
香央の娘の磯良いそらは、井沢家にとついでから、朝は早く起き、夜は遅く床につくというように、毎日精を出してはたらき、つねにしゅうとしゅうとめのそばをはなれずにまめまめしくつかえ、夫の性質をのみこんで