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いしく
ふりがな文庫
“いしく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
石工
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石工
(逆引き)
夫
(
おっと
)
というのは
石工
(
いしく
)
であったが、このへんのたいていの
労働者
(
ろうどうしゃ
)
と同様パリへ仕事に行っていて、わたしが
物心
(
ものごころ
)
ついてこのかた、つい一度も帰って来たことはなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
また一つには
石工
(
いしく
)
がなく、石を
斫
(
き
)
り出す者が村におらず、石塔の代りにただ土の塚を築いていたからで、起りは決してそのように新しいものではなかったようである。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
(二)石切場内には大小無数の石片石塊と、
石工
(
いしく
)
の作業の跡、及、街道より散入したる
藁
(
わら
)
、紙、
草鞋
(
わらじ
)
、蹄鉄片、その他凡百の
塵芥
(
じんかい
)
類似の物のほか、特に注意すべき遺物を認めず。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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