“ありがとう”の漢字の書き方と例文
語句割合
難有100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山田さんは難有ありがとうともいわないで馳けて行った。乃公も少し寒くなったから大急ぎでおっ走って来た。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
さすがの文三もついには肝癪かんしゃくを起して、厳しく談じ付けて、不愉快不平な思いをしてようやくの事で食事を済まして、勘定を済まして、「毎度難有ありがとう御座い」の声を聞流して戸外おもてへ出た時には
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)