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あくさく
ふりがな文庫
“あくさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
齷齪
66.7%
悪作
16.7%
齷齰
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
齷齪
(逆引き)
想像は必らずしもダニヱルの夢の如くに未来を
暁
(
さと
)
らしむるものにあらざるも、朝に暮に眼前の事に
齷齪
(
あくさく
)
たる実世界の動物が冷嘲する如く、無用のものにはあらざるなり。
他界に対する観念
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
あくさく(齷齪)の例文をもっと
(4作品)
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悪作
(逆引き)
こうなると、百助の
冴
(
さ
)
えた腕は、恐ろしい悪事の構成に利用される。彼は
窯
(
かま
)
の中の
陶器
(
すえもの
)
を、巧みに、火加減をもって
悪作
(
あくさく
)
なものと変質させようとするのである。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あくさく(悪作)の例文をもっと
(1作品)
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齷齰
(逆引き)
同時に例の不断の痛苦は彼を
撻
(
むちう
)
つやうに募ることありて、心も
消々
(
きえきえ
)
に悩まさるる毎に、
齷齰
(
あくさく
)
利を
趁
(
お
)
ふ力も失せて、彼はなかなか死の安きを
懐
(
おも
)
はざるにあらず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あくさく(齷齰)の例文をもっと
(1作品)
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