“あかぬけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
垢抜71.4%
垢拔14.3%
垢脱14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も御在ませんがと言って、座敷へ座布団を出して敷いてくれた。三十ぢかい小づくりの垢抜あかぬけのした女であった。
雪の日 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
垢拔あかぬけのしたやつだつた。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
ふう一寸ちょっと垢脱あかぬけのした処が有ったかも知れぬが、それとても浮気男の眼をぐらいの価値で大した女ではなかったのに、私は非常に感服して了った。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)