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あおがや
ふりがな文庫
“あおがや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
青蚊帳
75.0%
青萱
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青蚊帳
(逆引き)
暁闇
(
ぎょうあん
)
が
萩
(
はぎ
)
のしずれに漂っていた。小蝶が
幾羽
(
いくつ
)
もつばさを畳んで眠っていた。
離家
(
はなれ
)
の明けてある戸をはいってゆくと、薄暗い
青蚊帳
(
あおがや
)
の中に、大きな顔がすっかりゆるんでいた。
旧聞日本橋:09 木魚の配偶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
上目瞼は薄黒い皺のまま大きな眼球の上に高まって、鼻柱と頬骨との間の眼下の筋肉の著しいたるみは、丁度、色の
褪
(
あ
)
せ切った
青蚊帳
(
あおがや
)
の古い端片れを
吊
(
さ
)
げた様に見えた。
かやの生立
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
あおがや(青蚊帳)の例文をもっと
(3作品)
見る
青萱
(逆引き)
落ち葉はじめじめと朽ちて厚く散り重なって、
白茅
(
ちがや
)
青萱
(
あおがや
)
の足の踏み場もないまでにはびこり放題
蓬々
(
ぼうぼう
)
とはびこっていた。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
あおがや(青萱)の例文をもっと
(1作品)
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