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あいねん
ふりがな文庫
“あいねん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
愛念
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛念
(逆引き)
かれがこの
水独楽
(
みずごま
)
を愛すること、
竹童
(
ちくどう
)
がかの
火独楽
(
ひごま
)
をつねに大事にするのと
愛念
(
あいねん
)
において少しもかわりはないのであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
持たない
中
(
うち
)
こそ何でもなかったが、手にして見るとその竿に対して
油然
(
ゆうぜん
)
として
愛念
(
あいねん
)
が起った。とにかく竿を放そうとして二、三度こづいたが、水中の人が堅く握っていて離れない。
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
自分の大切な生命力をついやさ
無
(
な
)
いものに本当の
愛念
(
あいねん
)
の残るはずはありません。
家庭愛増進術:――型でなしに
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
この名が一
党
(
とう
)
の者の口にでるときは、だれの
胸
(
むね
)
にもすえの弟を思うような
愛念
(
あいねん
)
が一
致
(
ち
)
するのもふしぎであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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