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『春の詩集』
ふりがな文庫
『
春の詩集
(
はるのししゅう
)
』
あなたの懐中にある小さな詩集を見せてください かくさないで——。 それ一冊きりしかない若い時の詩集。 隠してゐるのは、あなたばかりではないが をりをりは出して見せた方がよい。 さういふ詩集は 誰しも持つてゐます。 をさないでせう、まづいでせ …
著者
河井酔茗
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「紫羅欄花」東北書院、1932(昭和7)年
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
方
(
はう
)
懐中
(
くわいちう
)
秘
(
ひ
)
苦
(
くる
)
誰
(
だれ
)
冊
(
さつ
)
出
(
で
)
季節
(
きせつ
)
悩
(
なや
)
歌
(
うた
)
毎
(
ごと
)
淋
(
さび
)
深
(
ふか
)
湧
(
わ
)
隠
(
かく
)