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『恋しき最後の丘』
ふりがな文庫
『
恋しき最後の丘
(
こいしきさいごのおか
)
』
うら若かき頃の、悲しきあこがれ……… 草葉の息ふきかへす甘き香り、 艶はしき花の笑ひもながめて過ぎぬ、 木の間にさへずる、鳥の歌をきゝ、 悲しみは眼を閉ぢて、暫時やすらひもせし、 されど、とく新らしき悲しみに転りぬ、 何をもて、この闇を照さ …
著者
漢那浪笛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「琉球新報」1911(明治44)年11月12日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
艶
(
うる
)
接吻
(
きつす
)
若
(
わ
)
一曲
(
ひとぶし
)
夕
(
ゆう
)
暫時
(
しばし
)
女
(
ひと
)
夕陽
(
ゆうひ
)
彼方
(
かなた
)
恐
(
おそ
)
狂
(
くる
)
眼
(
め
)
風
(
かぜ
)
鬢
(
びん
)
魂
(
たましい
)