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『百姓仁平』
ふりがな文庫
『
百姓仁平
(
ひゃくしょうにへい
)
』
何つう病気だか知らねいが、 俺家のたけ子奴病気だどって帰って来た 何でも片足だけは血が通わねえんだって そしてくさりこんでさ うみが出てうみが出て、 血の通うところまでぶった切って 生れにもない片輪になりやがって 二十一の働き盛り嫁盛りに …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「文芸戦線」1930(昭和5)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小
(
ちっちゃ
)
老爺
(
じじ
)
老婆
(
ばば
)
嫌
(
や
)
毎日
(
まいひ
)
奴
(
め
)
面
(
つら
)
馬糧
(
ばりょう
)
俺家
(
おらえ
)
口惜
(
くや
)
屹度
(
きっと
)
燕麦
(
えんばく
)
耐
(
こら
)
肥料
(
こやし
)
蕎麦
(
そば
)
騙
(
だま
)